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古き佳き伝統 郡上八幡と備前屋

江戸期藩校「潜竜館」の跡地に建てられ「備前屋」の名で始まりました。
明治創業以来、郡上八幡で最古の旅館として長きにわたり愛され続けてきました。
こうした歴史と伝統に磨き上げられたおもてなしはそのままに。
先人たちの熱い想いは今もなお備前屋に息づいています。
また、郡上八幡ではご宿泊以外にも様々な宴をお手伝いさせていただき、たくさんのお客様とご縁を重ねてまいりました。
宿として、集の場として、真心込めたおもてなしで誠心誠意お出迎え致します。

水と踊りの城下町 -郡上八幡-

郡上市八幡町、通称「郡上八幡」の由来は鎌倉時代に通じ、
後の世の永禄二年(1559 年)に遠藤盛数が八幡山に城を築き
初代城主として治めたのが城下町の起源と伝えられております。
今でも職人町・鍛冶屋町・殿町・大手町・桝形町など城下町としての地名が各所に残っており古い町並みも残っています。長良川の支流、”小駄良川”、”吉田川”の清流をいただく地として、歴代城主達の手により現在の区画割、町を流れる用水など整備されていき、小京都の謂れを持つ城下町が整備されていきました。
そんな歴史の中に生まれた様々な文化。特筆すべき「郡上おどり」は日本を代表する伝統の盆踊りとして今なお多くの方から愛されております。

水と生きる知恵の郷 せせらぎの水音聞こえる「水の町」

生活用水と重なる大火からの防火目的を兼ねた水路が町中を縦横に巡ります。小駄良川、吉田川や乙 姫川、初音谷川の恵みを利用し暮らしの中に活かしています。この町を取り囲む山々からの冷たい水は、町のいたる所で湧き出ていて、人々の暮らしになくてはならないものとなっています。 湧水も豊富で「宗祇水」に代表される用水路が豊かな流れを今でも見てとれます。用水は生活の中でも役立てられており、堰板を使い引水、また共同の洗い場「カワド」として 利用されています。

400 年を越える歴史 郡上おどり

城下町郡上八幡で歌い踊り続けられてきたもので、江戸時代に士農工商の人心の安定と融和を図るために奨励され盛んになったと言われています。
夏の2ヵ月間にわたり約30夜開催する郡上おどりの最大の特徴は、観る踊りではなく“参加する踊り”ということ。
盂蘭盆会の8月13日から16日までの4日間は翌朝まで踊り明かす徹夜おどりで賑わいます。10種類のおどりすべてが国の重要無形民俗文化財に指定されています。 今では日本三大盆踊りと数えられるようになり、毎年多くの方に訪れていただいており本当にありがたいことです。

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